ゴ マ(胡麻)
ゴ マ
セサムム( ゴ マ )
Sesamum indicum
セサムム・インディクム
Sesame , Gingelly oil-plant ,
Gingilie oil-plant , Teel-oil-plant
自生地は不明(アフリカ又はインド説有り)
一年草
ゴ マ
セサムム( ゴ マ )
Sesamum indicum
セサムム・インディクム
Sesame , Gingelly oil-plant ,
Gingilie oil-plant , Teel-oil-plant
自生地は不明(アフリカ又はインド説有り)
一年草
ゴマは、ゴマ属の1種で種子を食用あるいは食料油の原料として利用する。
ゴマの原産地は、近縁種の多いアフリカとする説やインド説もあるが、
自生地はよくわかっていない。
草丈1m前後の一年草である。花は単生するか3個が着生し、
花色は白、桃、紫など栽培品種で異なる。
花冠には紫または黄の斑点がある。早朝に開花し1日以内にしぼみ、
受精は開花前に行われるのでほとんど自家受粉である。
ヨーロッパ、中国での栽培はきわめて古く、
中国には紀元前の胡国から移入されたので、
胡麻と称するのは、胡瓜(キュウリ)と
同様である。日本でも600年代には栽培され始めていた。
種子には、リノール酸、レシチン、ビタミンE、
カルシウム、鉄などほかの穀類より多く含まれているので、
古くから強壮食品として
扱われてきた。
ゴマ属は、熱帯アフリカやインドなどに約20種が分布する。
直立またはほふく性の草本である。葉は下部では対生し、
上部では互生または対生状となる。
花は腋生する。萼は5裂し、花冠は2唇形となる。
雄しべは4個あり、花冠から超出しない。果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]