ゴレンシ(五斂子)
スターフルーツ
カタバミ
ファレノプシス(ゴレンシ)
Averrhoa carambola
アウェロア・カランボラ
Carambola, Blimbing, Caramba,
Carambola tree, Country gooseberry
インド、インドネシアあるいはマレー半島原産
常緑小高木
スターフルーツ
カタバミ
ファレノプシス(ゴレンシ)
Averrhoa carambola
アウェロア・カランボラ
Carambola, Blimbing, Caramba,
Carambola tree, Country gooseberry
インド、インドネシアあるいはマレー半島原産
常緑小高木
ゴレンシの原産地はは、インド、インドネシアあるいは
マレー半島ともいわれており、明らかにされていない。
ゴレンシは中国の古い書物に記載されており、
きわめて古い時代から知られていたと推測される熱帯果樹である。
現在では東南アジアを中心として世界の熱帯、
亜熱帯の各地に分布し栽培されている。
一般に葉の付いた小枝に短い花序が形成される。
花は径6~9㎜で芳香を有し、花色は赤紫色あるいは桃色である。
花序の先端部に果実が着生することが多い。
果実には5本の稜が立ち、その横断面が星形を形成していることから
star fruit
ともよばれている。果実は長さ10㎝ほどで、成熟すると果皮が黄色くなる。
果皮と果肉を切り離すことは困難である。
果肉は半透明で、多汁質で酸味がありシュウ酸が多く含まれている。
ビタミンCやペクチンにも富み芳香がある。
一般的に酸味の多少によって、甘味種と酸味種とに分けられる。
甘味種は酸味種に比べて果実がやや大きく、甘酸っぱくて爽快感がある。
果実は生のままか砂糖漬けなどにして食べられる。
薄く切ってサラダなどにも入れられる。
果汁はジュースやシロップとして利用される。
ペクチンを多く含んでいるためゼリーを作るのにも適している。
インドでは酸味種の果実を酸味料として利用している。