ナガサキシャジン(長崎沙参)
キキョウ
アデノフィラ(ツリガネニンジン)
Adenophora triphylla
アデノフィラ・トリフィラ
( Unknown )
本州(中国地方以西)、九州、
琉球諸島、台湾、中国に分布
多年草(根茎)
サイヨウシャジンは、本州(中国地方以西)、九州、
琉球諸島、台湾、中国に分布するが、変異が多い。
根茎は肥大し、茎は高さ40~100㎝になる。
花は淡青色で円錐状につく。花冠はやや先の狭い鐘状で、
長さ8~11㎜で、花柱は長く突出する。開花時期は9~10月である。
ツリガネニンジン属は、ユーラシア大陸に約50種が分布し、
とくにアジアに多い。日本には山野の草原に普通に見られる
ツリガネニンジンなど11種が自生している。
いずれも多年草で地下には太い根茎がある。
花はまばらな総状花序または円錐花序につき下垂する。
花冠は鐘状で先は5裂する。花色は淡青色である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
本属の仲間は、 ヤチシャジン を掲載している。
一枚目(右上)は、野の調べさんが、「野山」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 さて、8月最後の日、野山の散策を楽しみました。
すると、淡紫色の可愛らしい、
初めて観る花に出合いました。
”サイヨウシャジン”です。花筒の先が少しくびれ,
花柱が長くつきでてます。』
二枚目(左上段)も、野の調べさんが、「サイヨウシャジン」
のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 さて、また山の続きです。サイヨウシャジン、
中国地方、九州、沖縄に自生しています。
花冠の先がわずかにくびれてつぼ形になり、
花柱が長くつき出すのが特徴らしいのですが、
薄紫色が草原ではよく目立ちました。』
三枚目(左下段)も、野の調べさんが、「秋色」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 9月ですね、残暑の中にも、秋の気配を感じるようになりました。
釣鐘状で淡紫色の“サイヨウシャジン”が草原の
中でさやさやと揺れていました。
花冠の先がわずかにくびれたような形で、どこか秋の風情が漂う花です。』