ビナンカズラ(美男葛)
マツブサ
カズラ(サネカズラ)
Kadsura japonica
カズラ・ヤポニカ
Kadsura
関東、東海、北陸以南に自生、
台湾、朝鮮半島南部、済州島にも分布
常緑蔓性植物
サネカズラは、関東、東海、北陸以南に自生し、
台湾、朝鮮半島南部、済州島にも分布している。
古くからよく知られた植物で、
蔓あるいは汁液が滑らかなところから、
サ(発語)ナ(滑)カヅラ、転じてサネカヅラとよばれた。
汁液は塗料にもされたが、整髪料として使われ、
それによって美男カズラの別名がある。
開花は8~9月で、花被は黄白色で目立たない。
10~11月に果実が赤く熟する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) 、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
一・二枚目(右上・左)は、
Junko さんが、「サネカズラの実」
のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 昨日、友人とおしゃべりしながら京都、鴨川の土手を
歩いていましたら、たくさんこの実がありました。植物に
詳しい友人はすぐに「サネカズラの実」と教えてくれ、
後から調べるとまさにその通り。サクランボのような
ところにブツブツと丸い赤い実がついています。』
三枚目(左)は、野の調べさんが、「春寒」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 野山に入り散策してきました。雨の中、歩いていくと
林の中に葉からぶら下がった様な実に出合えました。
ビナンカズラでした。小さい赤い球形の集まりの
粒々みたいな実は落ちてしまったようです。冬枯れの
何も無い林の雨の中、初めて目にするぶら下がった
物体、図鑑を調べ、分かるまでハラハラ・ドキドキ
分かると嬉しいものですね~。』
四枚目(左)も、野の調べさんが、「奇遇」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 びっくりする事がありました。昨日、思いがけなく
知り合いの方がビナンカズラをもってらして、剪定
されるといわれるので、その切られた枝を4,5本
いただいてきました。その僅かな枝を挿し、
盆栽仕立てに作ってみました。
いつか本物を観たいと思っていましたら意外に早く
出合えました。我が家に居ながらにして毎日この
ビナンカズラを眺められるのは嬉しいものです。
ちゃんと枝から実がぶら下がっています。
うまく育ちますようにでもこの実からひょっと
したら種がとれるかもしれませんね。凄~ い!』