アッケシソウ(厚岸草)
サンゴソウ(珊瑚草)
アカザ ➡ ヒユに変更(APGⅡに基づき)
サリコルニア(アッケシソウ)
Salicornia europaea
サリコルニア・エウロパエア
( Unknown )
ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの寒帯に分布
一年性草本(塩生植物)
サンゴソウ(珊瑚草)
アカザ ➡ ヒユに変更(APGⅡに基づき)
サリコルニア(アッケシソウ)
Salicornia europaea
サリコルニア・エウロパエア
( Unknown )
ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの寒帯に分布
一年性草本(塩生植物)
アッケシソウは、ヨーロッパ、アジア、
北アメリカなどの寒帯地域に広範囲に分布する。
本種は、潮汐の干満に規定される、
平均冠水位から満潮水位の間の海に接する
陸地や内陸に発達する塩湿地に生育する
塩生植物である。
秋になるとアッケシソウの茎および枝の濃緑色は
紅紫色へ変化する姿からサンゴソウとも呼ばれる。
和名の由来は、北海道の厚岸で発見されたことからきているが、
現在は厚岸ではほとんど見られないとのこと。
アッケシソウの茎は濃緑色で高さ10~35cmで円柱形で節を形成し、
節から枝が対生する。
また、退化した燐片状の葉が節部に対生する。
8~9月には、茎および枝の先端部が円柱状の穂状花序をなし、
葉腋のくぼみに3個の花が対となり、
1の節に6個の花器を
形成する。
アッケシソウの花器の特徴として、花被が退化し、
雌ずいや雄ずいを包み込むように萼片が非常に発達している。
画像(右上)は、 briboo
さんが、「サンゴソウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 サンゴ草を見に行ってきました。
早いのかなあと心配していましたが大丈夫でした。
着いたのが夕方で少し暗いんですよねー、
できれば昼間見たかったです。』
【追記】
APG Ⅱ で、アカザ科
(ナデシコ目)は同じナデシコ目のヒユ科に包含されたため、
アッケシソウ属をヒユ科に変更した。
これによりアカザ科は、 APG
分類体系では使われない科となった。