シキミ(樒)
ハナノキ(花の木)、コウノキ(香の木)
シキミ ➡ マツブサに変更( APG Ⅲ)
イリキウム(シキミ)
Illicium anisatum
イリキウム・アニサツム
Japanese anise , Chinese anise
本州(宮城・石川県以西)、四国、九州、
朝鮮半島南部、台湾、中国に分布
常緑小高木
ハナノキ(花の木)、コウノキ(香の木)
シキミ ➡ マツブサに変更( APG Ⅲ)
イリキウム(シキミ)
Illicium anisatum
イリキウム・アニサツム
Japanese anise , Chinese anise
本州(宮城・石川県以西)、四国、九州、
朝鮮半島南部、台湾、中国に分布
常緑小高木
シキミは、本州(宮城・石川県以西)、四国、九州、朝鮮半島南部、
台湾、中国に分布し、低山の林地に自生する常緑小高木である。
3~4月に径約3㎝の淡黄色の花をつける。
和名は、果実の有毒性から「悪しき実」の意味で、
「悪」が省略されてシキミとなったといわれている。
古くからハナノキ、コウノキといい、墓前や仏前の供花に用いられ、
寺院の境内などに植栽されている。
私もこの花は近くのお寺の境内で撮影したものである。
シキミ属は、北アメリカ東南部、中国南部、
インドシナに約40種と日本に1種自生している。
芳香性の常緑小高木ないし低木で、
花は両性で放射相称である。1花が腋生し、
淡黄白色または帯紅紫色で、萼片は3~6個あり、
かわら重ね状に並ぶ。花弁は9個または多数ある。
シキミ科は、本属のみからなる単型科で、近縁のモクレン科、
マツブサ科などとともにモクレン目にまとめられている。。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
【追記】
シキミ科を、APGⅢ
に基づき、マツブサ科に変更した。
これによりシキミ科は、APG
分類体系では使われない科となった。
なお、マツブサ科は APG
では、モクレン目からアウストロバイレヤ目に変更された。
三・四枚目(左上・左)は、野の調べさんが、「師走」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 師走も半ば、年の瀬の慌しさを感じます。さて、
今年最後の森散策を楽しみました。シキミです。
以前、霧島山で出合ったような記憶があるのですが。
仏事に用いる事があるようですね。』