










ジュラシックツリーは、世界最古の種子植物とされる
ナンヨウスギ科の針葉樹である。
この名前は日本でつけられた愛称で、学名では、
Wollemi nobilis
(ウォレマイ・ノビリス)と呼ばれる。
ジュラシック ツリーは、深緑色をした葉を持つ針葉樹で、
幹は複数に分かれる。雌雄同株である。
1994年にオーストラリアのシドニーから西方に
200km離れたウォレマイ国立公園内の渓谷で発見された。
この発見により、これまで最古とされてきた第三紀 (約6000万年前~)のメタセコイアより、 更に古く現存する最古の種子植物(2億万年前・ 1億5千万年前~)で、希少種であるとされる。