NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シュロ(棕櫚)
園芸(流通)名
別名ワジュロ(和棕櫚)
科ヤ シ
属(和名属)トラキカルプス(シュロ)
学名Trachycarpus fortunei
ラテン語読みトラキカルプス・フォーチュネイ
英名Chinese windmill palm ,
英名Hemp palm , Windmill palm

原産・分布地中国南部に分布
園芸上分類常緑高木


 シュロは、中国南部に分布する常緑高木である。 幹は高さ5~10m、径12~15㎝である。
 葉はほぼ円形で径50~80㎝で、葉は長さの約3分の1ほど分裂し、 裂片は幅2~3㎝でやや鈍頭で先端が下垂する。
 花序は密な円錐花序で下向する。花柄につく苞は3個で大きい。
 雄花序は非常に密で、花柄は長さ2~3㎝で、 花弁はやや緑がかった淡黄色で萼片の長さの2倍である。
 雌花序の花柄は長さ8~10㎝で、 花は無柄かこぶ状の長さ1~3㎜の柄がある。
 花弁は広卵形であり、雄しべは花弁より短い。 両性花は雌花の雄しべが発達して有精になったもんである。


 シュロ属は、インド北部、ネパール、ビルマ北部、 中国南部に6種が分布する。
 雌雄異株か雌雄混株である。
 肉穂花序は葉間から出て多く分枝する。 花は1または2~3個ずつらせん状につく。
 液果は球状か楕円形で藍黒色である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

1・2枚目画像撮影日:2004.05.08
  3枚目画像撮影日:2004.06.13
  4枚目画像撮影日:2005.05.08

2015.04.21 First making day [3s/32si/174700]
bt
fb
bb