NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名スイバ(酸葉)
園芸(流通)名
別名スカンポ(酸模)
科タ デ
属(和名属)ルメクス(ギシギシ)
学名Rumex acetosa
ラテン語読みルメクス・アケトサ
英名Garden sorrel , Sorrel , Sour dock
原産・分布地ヨーロッパ原産
園芸上分類多年草


 スイバは、ヨーロッパ原産の多年草である。 日本全土に見られるが、本来はヨーロッパ原産の帰化植物である。
 高さ50~80㎝になり全草に酸味があり、 茎は赤みを帯びることが多い。雌雄異株である。
 果時、外花被片は反り返り、 内花被片は大きく発達して翼状となり果実を包む。


 ギシギシ属は、温帯地方に約150種あるという。 しかし、ほとんどが雑草で、 わずかの種類が野菜として利用されているが、 観賞的にはほとんど利用されていない。
 日本にも20種ほどが見られるが、 観賞植物として栽培はされていない。
 雌雄異株または雌雄混株である。
 花は小さく、淡緑色か褐緑色で長い花序の各節に輪生し、 多く集まって総状あるいは円錐状を呈する。
 花被片は6個で3個ずつ内外2輪に並ぶ。 雄花は6個の雄しべを有し、雌花は3個の花柱を有する。
 花後、痩果(そうか:下記注参照) は内側の花被片に包まれて3稜形となる。
 花が地味なため観賞価値のないものが多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

注:痩果(そうか)とは、果実の形態のひとつであり、 果皮が成熟後に乾燥し
  薄くてかたく、1心皮に1種子の果実で、 一見種子のように見えるものを
  いう。

1枚目画像撮影日:2004.05.02
2枚目画像撮影日:2005.05.08
3枚目画像撮影日:2005.05.27

2015.04.29 First making day [3s/33su/179900]
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