セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
キ ク
アキレア(ノコギリソウ)
Achillea millefolium
アキレア・ミレフォリウム
Nose-bleed , Thousand-seal yarrow ,
Common yarrow , Milfoil , Sanguinary
ヨーロッパ~アメリカに分布
多年草
キ ク
アキレア(ノコギリソウ)
Achillea millefolium
アキレア・ミレフォリウム
Nose-bleed , Thousand-seal yarrow ,
Common yarrow , Milfoil , Sanguinary
ヨーロッパ~アメリカに分布
多年草
セイヨウノコギリソウは、ヨーロッパからアメリカまで分布し、
ヨーロッパではごくふつうに見かける多年草である。
多数の地下茎を広げてよく繁茂する。
茎は細めで高さ60~80㎝で2回羽状に細裂した葉を互生する。
開花時期は、夏である。
白い舌状花を5個周辺にもった頭花を多数散房状につける。
古くは薬用にし、後に庭の草花として植えられ、
明治の中ごろに渡来して花壇の草花とされたが、
性質が強いので一部は野生化している。
紅色や深紅色の園芸品種があり、三・四枚目(左下・左最下段)は、
その園芸品種で「アカバナセイヨウノコギリソウ」[
A. millefolium cv.
(A.ミレフォリウム(園芸品種))] の名で広く栽培されている。
ノコギリソウ属は、北半球の温帯~寒帯に約100種を産し、
日本には4種あって、おもに北日本に分布する。ほとんどが多年草である。
葉は互生し、羽状に裂けたり鋸葉がある。
頭花(頭状花序)は小形で、中心に両性の筒状花、
周辺に雌性の舌状花を少数もつのが基本である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
本属の仲間は、 キバナノノコギリソウ を掲載している。