NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ゼニゴケ(銭苔)
園芸(流通)名
別名
科ゼニゴケ
属(和名属)マルシャンティア(ゼニゴケ)
学名Marchantia polymorpha
ラテン語読みマルシャンティア・ポリモルファ
英名Liverwort
原産・分布地全世界分布
園芸上分類鮮苔類(センタイ類)


 ゼニゴケは、全世界分布する苔類である。
 日本でも全国に広く分布するが、 山中にはほとんど見られず、人家の周辺などの地上に群生する。
 葉状体は暗緑色でややつやがあり、 長さ10㎝幅1.5㎝にたっするが、形状の変異が大きい。
 ゼニゴケは圃場や花壇をはじめ、 植木鉢の中まで侵入して他の植物と競合するため、 園芸上はむしろ厄介者あつかいである。そして、 いったん侵入すると無性芽によって盛んに増殖するため、 根絶することが難しい。


 ゼニゴケ属の植物体は葉状でほふくし、2股状に分枝する。 葉状体の内部の組織はかなり複雑に分化している。
 雌雄異株で、雌株には造卵器を生じる雌器托、 雄株には造精器を生じる雄器托が次々に現れる。 雌器托、雄器托ともに直立して
傘状である。(画像の植物体が雌株か雄株かは判別できないが、 画面中央等に傘状の雌器托または雄器托が確認できる。)
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]

1・2枚目画像撮影日:2006.07.08

2015.05.12 First making day [3s/34se/185600]
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