NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シロミミナグサ(白耳菜草)
園芸(流通)名セラスチウム
別名ナツユキソウ(夏雪草)
科ナデシコ
属(和名属)ケラスティウム(ミミナグサ)
学名Cerastium tomemtosum
ラテン語読みケラスティウム・トメントスム
英名Snow in summer
原産・分布地イタリアのアペニン山脈中部~南部、
原産・分布地シシリー島に分布
園芸上分類多年草

 セラスチウムは、イタリアのアペニン山脈中部から南部、シシリー島にかけて分布し、全株白毛におおわれた多年草である。

 英名が Snow in summer であり、別名「ナツユキソウ」ともよばれている。
 草丈15~25㎝で、花は白色で花径2.5㎝程度である。
 開花時期は、5~6月である。
 ロックガーデンや花壇の縁どりによく、 グランドカバーとしても利用される。 やせた土壌で栽培するほうが茎葉はより白く、 美しくなる。乾燥には強い。

 二・三枚目(左上・左)は、一枚目に比べ、 花弁が細く花弁と花弁の間に隙間があり、 花つきも非常によく、多くの花をつけるセラスチウムの変種の C. tomemtosum var. columnae (ケラスティウム・トメントスム・(変種)コルムナエ)である。
 変種は、日本に1896年に入ってきており、 基本種より変種のほうが、ふつうに栽培されている。

 ミミナグサ属は、全世界に約70種が分布している。 日本にもミミナグサなど6種が平地から高山にまで自生している。
 一・二年草または多年草である。
 花は白色で、頂生で集散花序につき、 萼片と花弁は同数でふつう5個まれに4個であり、 花弁の先端はおう頭または2裂する。 雄しべは10個またはそれ以下である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]


  1枚目画像撮影日:2006.05.14
2・3枚目画像撮影日:2004.04.29

2015.05.12 First making day [3s/34se/185700]
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