NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ダイズ(大豆)
園芸(流通)名
別名
科マ メ ( マ メ 亜科)
属(和名属)グリキネ(ダイズ)
学名Glycine max
ラテン語読みグリキネ・マクス
英名Soja bean , Soya bean , Soybean
原産・分布地東アジアに分布
園芸上分類一年草

 ダイズは、ダイズ属の1種で豆果を食用とする。 東アジアに分布する一年草である。茎は直立し、 草丈は30~90㎝がふつうであるが、蔓性のものもある。
 葉腋より分枝を生じる。茎、葉、莢は有毛である。
 花序のつき方、茎の伸び方には、栽培品種により違いがある。
 花は白、紫、淡紅色で長さ約5㎜と小さい。
 豆果は長さ5㎝前後のものが多く、ふつう2~3個の種子をつける。 成熟した莢の色は淡黄、褐、黒色などがある。
 種子は球形、楕円形が多く、扁平なものもある。 大きさは5~10㎜で栽培品種により大きな違いがある。
 種子の色は黄、濃淡の緑、褐、赤褐、黒色があり、 まだらや種々の模様のあるものもある。
 黄緑色の黄粉用、みそ、豆腐用の丸大豆、黒豆、煮豆用、 浸し豆用など、用途に合った色、形の品種が分化している。 加工原料には黄色のものが用いられる。


 ダイズはおそらく東アジアに広く自生するツルマメ 〔G. max ssp. soja 〕の栽培化によって起源された。 このツルマメは古代から食料とされていた。これが栽培化され、 栽培型のダイズが成立した起源地は中国東北部、 シベリア、アムール川流域と推定されている。
 この栽培型が中国北部の東方地域から中国南部、朝鮮半島、 日本および東南アジアの諸地域へ伝播したのは 紀元前3世紀から紀元後7世紀である。
 また、一説にはツルマメと中国南部に自生する G. tomentosa との雑種から現在の栽培型のダイズが成立したともいわれている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


  1枚目画像撮影日:2006.09.09
2・3枚目画像撮影日:2006.09.10

2015.05.24 First making day [4t/41ta/200800]
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