NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名タカノツメ(鷹の爪)
園芸(流通)名
別名
科ウコギ
属(和名属)エウォディオパナクス(タカノツメ)
学名Evodiopanax innovans
ラテン語読みエウォディオパナクス・インノウァンス
英名( Null )
原産・分布地日本各地に分布
園芸上分類落葉小高木

 タカノツメは、日本各地に分布する落葉小高木である。
 山地に生え、高さは6mほどになる。葉は3出複葉で、秋には黄葉する。
 小葉は卵状楕円形で、縁には短い芒状の鋸歯がある。
 5~6月ごろ、散形花序をだし小さな黄緑色の花を咲かせる。
 果実は液果で、秋に紫黒色に熟す。
 若芽は山菜となる。和名は、冬芽の形が鷹の爪を思わせることからついた。

 鷹の爪(タカノツメ)というと、トウガラシ ( Capsicum annuum ) を連想するひとが多いと思いますが、タカノツメは、 トウガラシの栽培品種のひとつで、 学名は C. annuum var. acuminatum cv. Taka-no-tsume である。日本では代表的な栽培品種である。
 実は小さく、先がとがってやや曲がった紡錘形である。長さはおよそ3㎝。 この形が鷹の鉤爪を連想させることからこの名がある。熟すと鮮やかな赤色になる。 乾燥させた実を丸ごと、あるいは輪切りや粉末にして香辛料として使う。 粉末にした鷹の爪は一味唐辛子と呼ばれる。

1・2枚目画像撮影日(場所):2005.11.04
      (東山動植物園[名古屋市千種区])

2015.05.25 First making day [4t/41ta/201500]
bt
fb
bb