コダチトマト(木立トマト)、トマトノキ
タマリロ
ナ ス
キフォマンドラ( 不 明 )
Cyphomandra betacea
キフォマンドラ・ベタケア
Tomato tree , Tree tomato
ペルー原産
常緑低木
タマリロ
ナ ス
キフォマンドラ( 不 明 )
Cyphomandra betacea
キフォマンドラ・ベタケア
Tomato tree , Tree tomato
ペルー原産
常緑低木
タマリロは、ペルー原産の常緑低木で、
高さ2~3mになる果樹である。
葉は長さ20~30㎝の心臓形で軟毛を密生し、葉柄は長い。
開花時期は春から初夏で、径1.5㎝の淡桃色花をつける。
自家受粉でよく結実し、長さ6~7㎝の長楕円形の果実をつける。
熟した時に橙黄色になるものと赤紫色果の2系統がある。
写真の果実はまだ成熟しておらず、どちらの系統か不明である。
成熟果はトマトに似た甘酸味が有り、生食、
カレー、ジャム、糖果などに利用される。
タマリロの学名の異名は、
Solanum betaceum
であり、ソラヌム属(和名属:ナス属)とする見解もあり、
その場合にはナスと同じ属となる。
ここでは、引用した図鑑に基ずきキフォマンドラ属とした。
キフォマンドラ属は、中央・南アメリカに30種がある。
草本から小低木で、葉は単葉で互生し、全縁である。
花は総状あるいは集散花序をなし、萼は5裂する。
花冠は鐘状で先端は5裂する。
雄しべは5個で、葯隔がこぶ状となり、この点で近縁の
[ Solanum ]
と区別されている。
果実は液果で2室からなり、多数の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]