ツ タ(蔦)
ナツヅタ(夏蔦)、アマヅラ 、モミジヅタ(紅葉蔦)
ブドウ
パルテノキッスス( ツ タ )
Parthenocissus tricuspidata
パルテノキッスス・トリクスピダタ
Japanese ivy , Boston ivy
日本、中国原産
落葉蔓性低木
ナツヅタ(夏蔦)、アマヅラ 、モミジヅタ(紅葉蔦)
ブドウ
パルテノキッスス( ツ タ )
Parthenocissus tricuspidata
パルテノキッスス・トリクスピダタ
Japanese ivy , Boston ivy
日本、中国原産
落葉蔓性低木
ツタは、日本、中国原産の落葉蔓性低木である。
日本では盆栽用材料として使用されるほか、道路、
鉄道の切通し法面などの保護と美観のための植栽
あるいは建築物の壁面の装飾用緑化樹に適している。
永年樹であるため、樹齢を重ねたものは太さ10㎝以上になる。
自生地ではこのような老木が多いが、
植栽されたものでは甲子園球場の外壁のツタが有名である。
落葉性蔓植物で、地物に付着するための巻きひげは葉と互生し、
先端に小形円形の吸盤をもっている。
葉は互生し長い柄をもつ。葉肉は厚く、
表面に光沢があり秋には美しい紅色に色づく。
花は6~7月に咲く。液果は球形で黒紫色で、径5~7㎜で、
白粉状のろう物質でおおわれ、中に3個の黒色の種子を蔵している。
ツタ属は、アジアから北アメリカにかけて15種が自生分布しており、
そのうち日本にはツタ(一名ナツヅタ)1種が自生している。
落葉性蔓植物で、吸盤をもっているため地物や他の植物に吸着して枝が伸びていく。
「つた」の名もこの伝わって伸びていく性質からきている。
葉は掌状複葉または3裂し、長い葉柄をもち互生する。
花は小形で緑色で5弁で、集散花序をなす。
果実は黒色または黒紫色の液果で、中に1~4個の種子を蔵する。