ツボサンゴは、メキシコ北部~アリゾナ州に分布する常緑多年草である。
高さ30~60㎝くらいになる。葉は心臓形または円形で、
5~7浅裂し、裂辺が鋸歯縁となる。葉柄には長く伸びた毛が生える。
花は赤色の鐘状で大きな円錐花序をなす。
赤色の花弁のように見えるのは萼片であり、
花弁はその中の小さい白いものである。
切り花および花壇用植え込みに用いられる。
19世紀末以来育種が続き、多くの園芸品種が作り出されてきた。
ツボサンゴ属は、多年草で、北アメリカに35~50種が分布しているが、
多くは西部にある。
根出葉は長い葉柄をもち、円状心臓形で5~9浅裂し、鋸歯縁である。
花は小さく、白、緑、赤、紫紅色などで、細い穂状または総状花序につく。
萼筒は杯状、壺状、皿状などになる。萼裂片、花弁、雄しべなどは各5個である。
日本ではおもに Heuchera sanguinea
が栽培され、他種はほとんど栽培されていない。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
三枚目(左上)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 一年草を抜いて冬越しの準備をいています。
ヒュウケラだけをのこしてさっぱりしました。』
本属の仲間は、 ヒューケラ・シルバー・スクロール 、 ホイヘラ・ミクランタ を掲載している。