ツルウメモドキ(蔓梅擬)
ツルモドキ(蔓擬)
ニシキギ
ケラストルス(ツルウメモドキ)
Celastrus orbiculatus
ケラストルス・オルビクラツス
Oriental bittersweet
日本、朝鮮半島、千島列島南部に分布
落葉低木
ツルモドキ(蔓擬)
ニシキギ
ケラストルス(ツルウメモドキ)
Celastrus orbiculatus
ケラストルス・オルビクラツス
Oriental bittersweet
日本、朝鮮半島、千島列島南部に分布
落葉低木
ツルウメモドキは、日本、朝鮮半島、千島列島南部に分布する落葉低木である。
曲がりくねった蔓の面白さと、仮種皮の色の美しさを鑑賞する。
蔓は無毛で他樹にまつわると1年に数m伸び、
十数mに達するが孤立すれば低木となる。
花は淡緑色で葉腋に十数個つき、5~6月に開花する。
雌花の雄しべは短く退化する。
果実は球形で、黄色の外皮が晩秋に裂開する。
ツルウメモドキ属は、約35種からなり、東部および南部アジア、
オーストラリア、アメリカ、アフリカなどに分布し、
そのうち日本には3種がある。
多くはつる性の落葉性低木である。
葉は有柄の単葉で互生し、鋸歯がある。雌雄異株である。
花は腋生の集散花序につき、緑色または白色である。
萼は5裂し、花弁は5枚で、雄しべは5個である。
蒴果は3裂開し、肉質で黄橙色の仮種皮を有し、
1~2個の種子を内蔵する。
切り枝で生け花、庭木、盆栽などに用いる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]