ツワブキ(石蕗)
キ ク
ファルフギウム(ツワブキ)
Farfugium japonicum
ファルフギウム・ヤポニクム
Japanese silver leaf
太平洋側では福島県以南、日本海側では
石川県以南~沖縄、台湾、中国南部に分布
常緑多年草
キ ク
ファルフギウム(ツワブキ)
Farfugium japonicum
ファルフギウム・ヤポニクム
Japanese silver leaf
太平洋側では福島県以南、日本海側では
石川県以南~沖縄、台湾、中国南部に分布
常緑多年草
ツワブキは、太平洋側では福島県以南、
日本海側では石川県以南から沖縄、台湾、中国南部に分布し、
海岸の岩上や崖などに生える常緑多年草である。
花茎は高さ30~75㎝であり、
根出葉の葉身は腎心形で長さ4~15㎝、幅6.5~29㎝である。
開花時期は、10~12月である。頭花は径4~6㎝である。
江戸時代の初めから茶室の庭に植えられ、
現在も広く庭に栽培されている。
園芸品種も多く作り出されている。
二枚目(左)は、園芸品種で、「白覆輪くずれツワブキ」
で葉の表面に乳白色の覆輪くずれ斑が入るもので、わりに普及している。
本属は、日本と中国との特産属で2種がある。
多年草で、根出葉はロゼット状で常緑である。
葉身が蕾の時は内巻きで、握りこぶしのように出てくる。
密に軟毛をかぶり、後に表面は無毛で光沢があり、
裏面は軟毛があって白色である。
頭花は散房状または円錐状につき、花色は黄色で、
縁に雌性の舌状花が1列あり、
内に両性の筒状花が多数あり、いずれも種子ができる。
雄しべ5個は筒状花の筒につき、葯は合生し、
葯の下部は2裂する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
三・四枚目(左上・左)は、痩果であり、
タンポポのように長くてたくさんの冠毛に覆われている。