NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ナガイモ(長薯)
園芸(流通)名
別名ヤマイモ(山薯)
科ヤマノイモ
属(和名属)ディオスコレア(ヤマノイモ)
学名Dioscorea batatas
ラテン語読みディオスコレア・バタタス
英名Chinese potato ,
英名Chinese yam , Cinnamon vine

原産・分布地中国原産
園芸上分類多年草


 ナガイモは、ヤマノイモ属の1種で、 地下に形成される芋を食用として利用する。
 ナガイモは、中国原産の多年草で、 中国では紀元前3世紀のころから栽培されていた。
 その後、台湾、朝鮮半島、日本へと伝えられた。
 日本でふつうヤマイモというと本種のことをさしている。
 本種の渡来の時期は明らかではないが、おそらく1600年
後半には野生のヤマイモが利用されていたと考えられる。
 そして、17世紀には、各地でナガイモが栽培され、
地域独特の品種分化が進んだ。

 ナガイモにはイモの形状で、ながいも群(長形種)、
いちょういも群(扁形種)、つくねいも群(塊形種) の3群に大別される。

 二枚目(右)は、むかごであり、腋芽の変形したものである。

 ヤマノイモ属は、全世界に約600種が知られ、 その大部分が熱帯および亜熱帯に分布し、 ごく一部が温帯に分布している。

 本属の植物、あるいは地下に形成されるいもは、 ヤム( yam ) またはヤムイモと称されるが、栽培して食用に供されるのは
約60種で、広義のヤマイモ類といえばこれらをさす。
 日本で食用に栽培されているヤマイモ類は、ナガイモが主であるが、 ダイシュも暖地の一部でわずかではあるが栽培され、
また、日本各地に自生するヤマノイモ(ジネンジョ)も、 近年、各地でパイプを用いての栽培が試みられるようになってきた。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像撮影日:2004.06.27
2枚目画像撮影日:2006.09.10

2015.07.04 First making day [5n/51na/220000]
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