ハナタバコ(花煙草)
ナ ス
ニコティアナ(タバコ)
Nicotiana alata
ニコティアナ・アラタ
Flowering tabacco , Jasmine tabacco
ブラジル南部原産
非耐寒性多年草
ナ ス
ニコティアナ(タバコ)
Nicotiana alata
ニコティアナ・アラタ
Flowering tabacco , Jasmine tabacco
ブラジル南部原産
非耐寒性多年草
ニコティアナは、ブラジル南部原産の非耐寒性多年草である。
本種は、草丈1~1.5mで、葉は卵形楕円形である。
花序は短い総状で数花がつき、花冠は白色で外側は緑色を帯び、
筒部は長さ6~12㎝になり、先は広く広がるので、
喉部では径1㎝くらいである。
本種の基本の花色は白色であるが、多くの園芸品種が作り出され、
クリーム、桃、深紅、紫紅色などいろいろな色がある。
また、1970年代になってニッキ・シリーズ、
続いてドミノ・シリーズが作り出され、前者は40㎝程度、
後者は25~35㎝の草丈のものがでてきた。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
画像の品種も園芸品種であるが、園芸品種名の特定は困難である。
タバコ属の Nicotiana tabacum
(ニコティアナ・タバクム)が、煙草(たばこ)
の原料となるタバコである。
これに対し、ニコティアナ・アラタは観賞用のため、
ハナタバコ(花煙草)とよばれている。