ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ
シシリンキウム(ニワゼキショウ)
Sisyrinchium rosulatum
シシリンキウム・ロスラツム
Love-in-a-mist , Wild fennel
北アメリカ原産
多年草
アヤメ
シシリンキウム(ニワゼキショウ)
Sisyrinchium rosulatum
シシリンキウム・ロスラツム
Love-in-a-mist , Wild fennel
北アメリカ原産
多年草
ニワゼキショウは、北アメリカ原産であるが、
日本でも野生化し、日当たりのよい芝生や道端などに見られる。
高さ10~15㎝になる多年草である。
葉は線形で、葉縁には細鋸歯があり、基部が鞘状になる。
花は5~6月に咲き、径1.5㎝ほどで可愛い。
花色はピンクまたは青紫色で中心は黄色である。
花被片基部に紅紫色帯がある。
日が当たると開花する一日花であるが、連続的に開花する。
一度植えると雑草化する。果実は球形である。
渡来は1887年(明治20)ごろといわれている。
ニワゼキショウ属は、根茎をもつ耐寒性または
半耐寒性の一年草または多年草で、約100種からなり、
おもに北アメリカから南アメリカにかけて分布するが、
1種がニュージーランド、オーストラリア、
ニューギニアなどにも見られる。
北アメリカ産のニワゼキショウが日本に帰化している。
葉は線形で、花茎は扁平で翼がある。
花は単生または数個が集散状につく。花被片は6個あり、
すべて同形同大で平開し、花筒は短いかない。
雄しべは3個あり、花糸の基部は互いに合生する。
果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間に、園芸品種の
シシリンチウム を掲載している。