ノウゼンカズラ(凌霄花)
ノウゼンカズラ
カンプシス(ノウゼンカズラ)
Campsis grandiflora
カンプシス・グランディフロラ
Chinese trumpet flower ,
Chinese trumpet creeper
中国中部・南部に分布
落葉蔓性木本
ノウゼンカズラ
カンプシス(ノウゼンカズラ)
Campsis grandiflora
カンプシス・グランディフロラ
Chinese trumpet flower ,
Chinese trumpet creeper
中国中部・南部に分布
落葉蔓性木本
ノウゼンカズラは、中国中部・南部に分布する
落葉蔓性木本である。日本には平安時代に渡来した。
長さ10mくらいに伸びる無毛の幹をもち、
羽状複葉は7~9個の卵形の小葉からなる。
小葉は先が長くとがり、粗い鋸歯縁で両面は無毛である。
7月以後、新梢の先に円錐花序をつけ、
花は濃橙赤色で大きく美しい。寒地の耐寒性はない。
一枚目(右上)は、花色と花形から
アメリカノウゼンカズラの可能性もあるが、特定はできていない。
三枚目(左)は、みずがめ座さんが、私に送ってくれたものである。
ノウゼンカズラ属は、落葉性の蔓性木本で、
中国原産のノウゼンカズラと北アメリカ産の
アメリカノウゼンカズラの2種がある。
雑種も園芸種として栽培されている。
葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉には鋸歯がある。
花は橙黄または緋色で、茎頂に集散花序または円錐花序をつける。
萼は不同に5裂する。花冠は漏斗状で5裂し、
裂片はやや2唇状となる
雄しべは4個で、果実は長い蒴果である。
種子は多数で翼がある。
垣根に取りつけて栽培することが多い。花は美しい。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
四・五枚目(左・左下)は、花色が淡紫色であり、
ノウゼンカズラの園芸品種か別種の花か疑問が湧くところであるが、
ここではノウゼンカズラの園芸品種として記載することとした。
今後の検討課題としておきたい。