









本種は、ハス( Nelumbo nucifera
)の変種で、カスピ海沿岸に自生している品種である。
花色は紅色である。花は一重咲きの大型種である。
花弁は約23~25枚で、花径は約24~26㎝と大きい。
開花時期は、夏である。
画像(右上)は、みずがめ座さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 ロシアの蓮、カスピカム と
ミセス・スローカム です。』
本種は、カスピ海沿岸に自生しているため、
変種名が「カスピクム」となったと思われるが、
カスピ海は非常に広いため、
カスピ海のどのあたりの沿岸が自生地かは、
ロシア領土やイラン北部など諸説があり定かでない。
ここでは、カスピ海沿岸に自生にとどめた。
【追記】
ハス属は、APGⅡ(2003年発表)
では、スイレン科(スイレン目)から分離し、
ハス属単型属からなるハス科
(APG で新設された科)
として、ヤマモガシ目に変更された。