ハゼラン(爆蘭)
サンジカ(三時花)
スベリヒユ ➡ ハゼランに変更( APGⅢ)
タリヌム(ハゼラン)
Talinum crassifolium
タリヌム・クラッシフォリウム
Coral flower
熱帯アメリカに分布
多肉質一年草
サンジカ(三時花)
スベリヒユ ➡ ハゼランに変更( APGⅢ)
タリヌム(ハゼラン)
Talinum crassifolium
タリヌム・クラッシフォリウム
Coral flower
熱帯アメリカに分布
多肉質一年草
ハゼランは、熱帯アメリカに分布する多肉質一年草である。
茎は円柱形で、無毛で滑らかで軟質である。
高さ30~60㎝になり、多汁質であるが、下部表皮はややかたくなる。
葉は長さ5~7㎝で倒卵形でやや尖頭で肉質で短柄をもち互生する。
花は紅色で小さく、茎頂生の柄をもち円錐花序に多数つく。
褐色の球形の蒴果は、多数の黒色の種子を有する。
和名は、開花するときに弾けるように開花するところからついた。
別名の三時花は、午後の3時ごろに開花するといわれているところからついた。
しかし、実際は午後になれば開花する。
タリヌム属は、アフリカ、アメリカ大陸を中心に広く暖温帯に50種が分布する。
多肉性無毛の草本であるが、やや木質化し低木状となる種もある。
葉は互生または根出し、線形で扁平または円柱形である。
花は小形で、花序は多形である。萼片は2個で通常早落性である。
花弁はふつう5枚で、多くは1日でしおれる。雄しべは10~30個である。
蒴果は球形または卵円形で3裂する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
三枚目(左)は、蕾と果実が同時に見れるものである。
花が咲き終わった後の結実はよく、
果実の色から英名はコーラル・フラワーとよばれている。
【追記】
ハゼラン属は、 APGⅢで、
スベリヒユ科から分離し、新設されたハゼラン科(ナデシコ目)となった。