NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ハゼラン(爆蘭)
園芸(流通)名
別名サンジカ(三時花)
科スベリヒユ ➡ ハゼランに変更( APGⅢ)
属(和名属)タリヌム(ハゼラン)
学名Talinum crassifolium
ラテン語読みタリヌム・クラッシフォリウム
英名Coral flower
原産・分布地熱帯アメリカに分布
園芸上分類多肉質一年草



 ハゼランは、熱帯アメリカに分布する多肉質一年草である。 茎は円柱形で、無毛で滑らかで軟質である。
 高さ30~60㎝になり、多汁質であるが、下部表皮はややかたくなる。
 葉は長さ5~7㎝で倒卵形でやや尖頭で肉質で短柄をもち互生する。
 花は紅色で小さく、茎頂生の柄をもち円錐花序に多数つく。
 褐色の球形の蒴果は、多数の黒色の種子を有する。

 和名は、開花するときに弾けるように開花するところからついた。 別名の三時花は、午後の3時ごろに開花するといわれているところからついた。 しかし、実際は午後になれば開花する。

 タリヌム属は、アフリカ、アメリカ大陸を中心に広く暖温帯に50種が分布する。 多肉性無毛の草本であるが、やや木質化し低木状となる種もある。
 葉は互生または根出し、線形で扁平または円柱形である。
 花は小形で、花序は多形である。萼片は2個で通常早落性である。
 花弁はふつう5枚で、多くは1日でしおれる。雄しべは10~30個である。
 蒴果は球形または卵円形で3裂する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 三枚目(左)は、蕾と果実が同時に見れるものである。
 花が咲き終わった後の結実はよく、 果実の色から英名はコーラル・フラワーとよばれている。

【追記】
 ハゼラン属は、 APGⅢで、 スベリヒユ科から分離し、新設されたハゼラン科(ナデシコ目)となった。

1枚目画像撮影日:2005.07.10
2枚目画像撮影日:2003.07.14
3枚目画像撮影日:2007.07.23
4枚目画像撮影日:2003.07.15

2015.07.29 First making day [6h/61ha/238400]
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