ハナニラ(花韮)
トリテリア
ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
イフェイオン(ハナニラ)
Ipheion uniflorum
イフェイオン・ウニフロルム
Spring starflower
メキシコ~アルゼンチン原産
多年草(鱗茎)
トリテリア
ユ リ ➡ ヒガンバナに変更(APGⅢ)
イフェイオン(ハナニラ)
Ipheion uniflorum
イフェイオン・ウニフロルム
Spring starflower
メキシコ~アルゼンチン原産
多年草(鱗茎)
ハナニラは、メキシコからアルゼンチンにかけて原産する鱗茎を有する多年草である。
鱗茎は卵形で径12~20㎝で、乳白色で葉とともにネギのような臭気がある。
葉は広線形で鮮灰緑色で多数あり、長さ10~20㎝で直立せず地面をはう。
花茎は円柱形で無毛で葉をつけず、1花まれに2花をつける。
花はふつう白色でいくらか藤青色を帯びる。花径は5㎝で、
開花時期は、3~4月である。
イフェイオン属は、南アメリカ原産の球根性多年草で、
25種が知られている。地下に鱗茎をもち、線形の葉を根出する。
花は花茎に単生し、基部で合成する2個の苞をもつ。
花被片は6個あり、下半分は筒状となり
舷 部 は開出する。
雄しべは6個あり、3個ずつ2列からなり1列は花筒基部付近に、
もう1列は花筒中央部付近につくが、いずれも花筒から突出しない。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
別名の「トリテリア」は、学名の異名からきている。
一枚目(右上)と三枚目(左)の一部の花は、
花色の青色が少し強く出ており、園芸品種の可能性が高い。
本属の仲間で、花が黄色の
キバナハナニラ がある。
【追記】
ハナニラ属は、APGⅢ
でユリ科から分離し、ヒガンバナ科のネギ亜科に変更になった。