ハヤトウリ(隼人瓜)
センナリ 、チャヨテ
ウ リ
セキウム(ハヤトウリ)
Sechium edule
セキウム・エドゥレ
Choyote , Christophine ,
Chayote , Chayota , Chaco
メキシコ、中央アメリカ原産
蔓性草本
センナリ 、チャヨテ
ウ リ
セキウム(ハヤトウリ)
Sechium edule
セキウム・エドゥレ
Choyote , Christophine ,
Chayote , Chayota , Chaco
メキシコ、中央アメリカ原産
蔓性草本
ハヤトウリは、ハヤトウリ属の1種で、果実を野菜として利用する。
ハヤトウリは、メキシコ、中央アメリカ原産の蔓性草本である。
熱帯地方では多年草、温帯地方では宿根草となる強勢な蔓性草本である。
地下部にはサツマイモ状の大形の塊根(0.5~2㎏)を着生し食用となる。
葉はキュウリに似て広卵形で、つるはよく分枝して繁茂し、
熱帯では15m以上に達するものも少なくない。
雌雄同株で、雄花は長さ10~15㎝の総状花序に数個から
10個前後着生する。一枚目(右上)が雄花である。
雌花は長さ3~4㎝の花柄をもち、子房は上位で、
球形で単胚である。二枚目(左)の右中央部に1個の雌花が確認できる。
果実はきわめて変異に富み、重さは50gから1.5㎏内外で、
果色はクリーム色から濃緑色で、果皮は滑らかなものから
針状の剛毛を有するものまで多種多様である。
日本への導入は比較的新しく、1917年(大正6)
アメリカから淡緑品種が鹿児島へ入り、数年後に普及し、
薩摩隼人にちなんで、ハヤトウリと命名された。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
ハヤトウリ属は、ハヤトウリ属1種からなる単型属で、 メキシコおよび中央アメリカ原産である。