バラモンジン
サルシファイ、セイヨウゴボウ(西洋牛蒡)
キ ク
トラゴポゴン(バラモンジン)
Tragopogon porrifolius
トラゴポゴン・ポリフォリウス
Salsify , oyster plant , Vegetableoyster
ヨーロッパ、地中海地方原産
耐寒性二年草
サルシファイ、セイヨウゴボウ(西洋牛蒡)
キ ク
トラゴポゴン(バラモンジン)
Tragopogon porrifolius
トラゴポゴン・ポリフォリウス
Salsify , oyster plant , Vegetableoyster
ヨーロッパ、地中海地方原産
耐寒性二年草
バラモンジンは、バラモンジン属の1種で、
野菜として根や葉を食用とする。
バラモンジンは、ヨーロッパ、地中海地方原産で、
野生化したものがイギリス南部、北アメリカにも見られる。
野生種は地中海地方~ルーマニア東部に分布するものや
イタリア南部およびシシリー島に分布するものがある。
おもにヨーロッパの家庭菜園で根を食用とするために栽培される。
栽培の歴史は古く、ギリシア人、ローマ人がすでに利用していたらしい。
アメリカや日本ではなじみのうすい野菜で、日本の記録は、
1873年(明治6)の開拓使蔵版である。
耐寒性の強い二年草で、高さ1.2mになる。葉は細く、
くすんだ青緑色で中央脈は白い。
根は細長く表面は平滑で灰白色で、成熟後は黄褐色で、
径5㎝、長さ30㎝に達する。
根の香りは牡蠣(かき)に似ており、
英名のオイスター・プラントはそれに由来する。
翌年の春から夏にかけて、60~90㎝に伸びた多数の花茎の頂部に
径10㎝の紫色の頭花を単生する。
花は日に向かって開き午後には閉じる。
8個の総苞片は舌状花より長い。冠毛は茶色を帯びる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]