カタシロクサ(片白草)
ドクダミ
サウルルス(ハンゲショウ)
Saururus chinensis
サウルルス・キネンシス
( Null )
本州以南、朝鮮半島、中国に分布
多年草
ハンゲショウは、本州以南、朝鮮半島、
中国に分布し、水辺に群生する多年草である。
春に根茎から茎を立て、高さ80~100㎝に育ち、
葉は長い心臓形である。茎葉ともに無毛で、独特の臭気がある。
7月ころ茎の最上部の葉の基部のほう半分以上が白くなる。
和名は葉が白くなる時期が半夏生に当たること、
別名の片白草は葉の半分が白くなることに由来する。
この時の姿が鑑賞され、切り花にもされる。
二枚目(左)は、野の調べさんが、「ハンゲショウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 やっとハンゲショウに出合いました。図鑑でしか見た
ことなく、前から自分の目で見たいと思っていました。
ハンゲショウは、夏至から数えて十一日目の「半夏生」に
開花するとか、また、葉の半分が白くなるから半分化粧
したとかいわれています。花に近い葉は白くなりますが
花期がすぎると緑色になるそうですが、実際にまた緑色
に戻る様子を見ていたいものです。面白いですね 。』
三枚目(左)は、広島県人さんが、「ハンゲショウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 7月2日は半夏生(雑節季)でした。
当日持ってくればよかったのですが遅くなって・・・・
我が家の庭に仲間入りしたハンゲショウの花です。
別名 半化粧 片白草とも呼ばれていますよ。 』
ハンゲショウ属は、湿地に生える多年草で、
アジアと北アメリカに各1種が分布する。
葉は単葉で全縁で、互生する。花は頂生の総状花序につくが、
葉と対生するような形になる。
総苞はなく、花被もない。雄しべはふつう6または8個あり、
心皮は3~5個で、離生またはやや離生する。
果実は袋果状で、ふつうは各心皮に1個の種子が発達する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]