NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヒコウキソウ(飛行機草)
園芸(流通)名
別名
科マ メ ( マ メ 亜科)
属(和名属)クリスティア(ホオズキハギ)
学名Christia vespertilionis
ラテン語読みクリスティア・ウェスペルティリオニス
英名Red butterfly wing , Common christia
原産・分布地インドシナ半島南部、中国南部に分布
園芸上分類一年草

 ヒコウキソウは、インドシナ半島南部、 中国南部に分布する一年草で、山地の草地や低木地に生える。
 茎は細く直立し、高さ50~90㎝になる。 頂小葉が側小葉に比べて著しく大きく発達し、 ひし状~長ひし状で長さ8~15㎝で、
幅はその4~6倍で、中肋は先端からわずかに突出し、 3~4個の側脈が目立つ。
 側小葉はゆがんだ倒心臓形で長さ8~15㎜で、 幅15~20㎜である。萼は花柄とともに柔毛を有し、花後大きくなる。
 花冠は白色で、開花時期は7~9月である。 豆果は折りたたまれた形となり、宿存萼におおわれる。
 頂小葉の形が特徴で、飛行機の翼のようで 風に揺られる点に園芸価値が認められている。

 ホオズキハギ属は、中国、インドシナ半島、インド、 マレーシア、オーストラリアに分布する草本で約12種がある。
 葉は互生し、3出複葉ときに単身複葉で頂小葉が大きく発達するものがある。
 花は頂生あるいは腋生の総状~円錐花序につく。 萼は宿存性で鐘形で5歯がある。
 花冠は小さく蝶形で萼内にあり外から見えない。 雄しべは10個あり、うち9個が合生して2体雄ずいをなす。 果実は豆果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

画像撮影日(場所):2005.11.04 (東山動植物園[名古屋市千種区])

2015.08.20 First making day [6h/62hi/251100]
bt
fb
bb