ヒトツバタゴ(一葉たご)
ナンジャモンジャ
モクセイ
キオナンツス(ヒトツバタゴ)
Chionanthus retusus
キオナンツス・レツスス
Chinese fringe tree
本州中部、対馬、韓国、中国、台湾に分布
落葉高木
ナンジャモンジャ
モクセイ
キオナンツス(ヒトツバタゴ)
Chionanthus retusus
キオナンツス・レツスス
Chinese fringe tree
本州中部、対馬、韓国、中国、台湾に分布
落葉高木
ヒトツバタゴは、本州中部、対馬、韓国、
中国、台湾に分布する落葉高木である。
枝が灰褐色で、葉は長楕円形か楕円形で
長さ4~10㎝で全縁である。
花は頂芽および腋芽からでた新枝に頂生する
長さ7~12㎝の花序がつき、6~7月に開花する。
果実は9~10月に紫黒色に熟し、白粉を帯び、長さ約1㎝である。
属名は、ギリシア語 chio
(雪の意味)と anthos
(花の意味)に由来し、白い花を雪にたとえたものからきている。
それにしても、別名のナンジャモンジャの由来が知りたいものである。
ヒトツバタゴ属は、東アジアと北アメリカに分布し、2~3種がある。
落葉の低木または高木で、葉は単葉で対生し、全縁である。
花は雑居性で、円錐花序につく。萼は小さく4裂する。
花冠は白色で4裂し、裂片が線形で細長く、筒部が短い。
雄しべは2個あり、花筒につき花糸が短く葯隔が突出する。
果実は楕円形の石果で黒色に熟し、普通1個の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]