ヒナギク(雛菊)
エンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊)
キ ク
ベリス(ヒナギク)
Bellis perennis
ベリス・ペレンニス
English daisy , Common daisy
ヨーロッパ原産
耐寒性多年草
エンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊)
キ ク
ベリス(ヒナギク)
Bellis perennis
ベリス・ペレンニス
English daisy , Common daisy
ヨーロッパ原産
耐寒性多年草
ヒナギクは、ヨーロッパ原産の耐寒性多年草である。
葉はへら形または倒卵形をしており、ふつうは全縁であるが、
まれに深波状縁になるものがある。
花色は淡紅色であるが、紅や紫紅色のものもある。
園芸品種には純白、絞り、濃紅色、桃色などのものがある。
一・三枚目(右上・左下)は、八重咲きの系統
[ var. fistulosa ]
((変種)フィスツロサ) で、頭花が長い筒状花からなり、
少数の舌状花と黄色の小筒状花が交わるものである。
二枚目(左)は、花色が桃色で、丁字咲きの雛菊である。
ヒナギク属は、10種がヨーロッパおよび地中海沿岸地域に分布している。
耐寒性のある一年草および多年草で、高さ12~18㎝くらいで、
園芸的には花壇の縁植えや鉢植えに用いられる。
葉は互生し、倒卵形からへら形で全縁か深波状で、頭花(頭状花序)
は単生し、葉状の2列の総苞片がある。
舌状花は雌性で白~淡紅色である。筒状花は両性で黄色である。
痩果は扁平で、冠毛を欠いている。