ヒメフヨウ(姫芙蓉)
ヒメブッソウゲ(姫仏桑華)
アオイ
マルウァウィスクス(ヒメフヨウ)
Malvaviscus arboreus
マルウァウィスクス・アルボレウス
Wax mallow
メキシコ~ペルー原産
常緑低木
ヒメブッソウゲ(姫仏桑華)
アオイ
マルウァウィスクス(ヒメフヨウ)
Malvaviscus arboreus
マルウァウィスクス・アルボレウス
Wax mallow
メキシコ~ペルー原産
常緑低木
ヒメフヨウは、メキシコ~ペルーにいたる中央・南アメリカ原産の常緑低木である。 変異性に富む多形的な種で、以前はいくつかの種に分類されていた。全株に密に腺毛がある。
葉は分裂~無分裂で、やや心臓形で上面に星状毛をしく。
花弁は長さ3~6㎝で、長向きで十分に開かずに終わる。
同属に花が垂れて咲く
ウナズキヒメフヨウ がある。
ヒメフヨウ属は、熱帯および亜熱帯アメリカに分布し、
約60種の記載のある低木であるが、
柔軟な木本か半つる状になる種もある。
葉は単葉で、無裂あるいは掌状に角をもつか分裂する。
花は通常上部の腋に単生し、
ときに頂生の総状花序または集散花序となる。小苞は6~16個ある。
花冠は漏斗状で通常赤色である。
花弁は基部に耳状突起を有する。
雄ずい筒は花弁より長く突出して花柱を包む。
花柱は雄ずい筒の先に出て10個に分かれる。
果実は分離果で、初めのうち赤くて多汁質であるが
熟すと乾て分離果が脱落する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]