フトモモ(蒲桃)
フトモモ
シジギウム(フトモモ)
Syzygium jambos
シジギウム・ヤンボス
Rose apple , Malabar plum
熱帯アジア原産
常緑小高木
フトモモ
シジギウム(フトモモ)
Syzygium jambos
シジギウム・ヤンボス
Rose apple , Malabar plum
熱帯アジア原産
常緑小高木
フトモモは、熱帯アジア原産の高さ10mをこえる常緑小高木である。 葉は長楕円状披針形で光沢のある濃緑色で長さ20㎝である。新葉は紅褐色である。
花は頂生の花序につく。花弁は白色で4枚ある。
多数の雄しべがあり、花外に突き出る。
果実は下部のややふくらんだ長円形で径3~5㎝でで果頂に萼が残る。
完熟した果実は淡黄色で生食される。南西諸島に野生化している。
フトモモ属は、旧世界の熱帯、亜熱帯におよそ500種が分布し、
日本にはアデク、ヒメフトモモが自生している。
全株無毛の常緑樹で、葉は単葉で対生する。
花は頂生または腋生の円錐あるいは集散花序につく。萼は4~5裂する。
花弁は4~5枚でしばしば早落性である。雄しべは多数あり、
1列から数列に配する。葯は縦開裂する。
子房は下位で2~3室である。果実は液果で、宿存萼でおおわれている。
本属にはスパイス(香料)として用いられたり、食用果実を採るものがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]