ブルビネラ・フロリブンダは、南アフリカ原産の多年草である。
日本ではもっとも普及している種で、草丈1mくらいになる。
花は鮮黄色でである。
低温室で1月下旬には咲く。
長く直線的な花茎の上端に100輪内外の小さな花を密集する。
花色がオレンジ色と白色もある。
日本へは1970年(昭和45)ころ導入された。
ブルビネラ属は、南アフリカの冬雨地域とニュージーランドに
11種があるとされている。
球根植物として取り扱われているが、
根の状態はアガパンツスのようで細く乾燥に耐える。
葉は根出し、全体的に小さい。
花は単性または両性で、頂生の密な総状花序につく。
花被は6裂し、雄しべは6個である。
果実は蒴果で3弁で胞背裂開する。
冬から春の切り花に適しており、
秋植えで種により1月下旬から3月に開花し、
5月ころから休眠に入る。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
ブルビネラ属は、APG
でユリ科から分離し、ツルボラン科に
変更となった。