NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヘチマ(糸瓜)
園芸(流通)名
別名イトウリ(糸瓜)
科ウ リ
属(和名属)ルッファ(ヘチマ)
学名Luffa aegyptiaca
ラテン語読みルッファ・アエギプティアカ
英名Dishcloth gourd , Sze-kwa ,
英名Smooth loofah , Sponge gourd

原産・分布地インド又は熱帯アジア原産
園芸上分類蔓性一年草


 ヘチマは、ヘチマ属の1種で、果実が食用、繊維用、 あるいは観賞用とされる。
 ヘチマは、インド又は熱帯アジア原産の蔓性一年草である。
 摘芯するとよく分化し、土壌条件がよければ 1株で50㎡ぐらいの棚を埋めつくす強勢なつる性一年草である。
 葉は濃緑で掌状で、窒素不足になると切れ込みが強くなる。
 花は黄色である。雄花は長さ15~20㎝の花柄に15~20個生じ、 下部から開花する。
 雌花は大形で、基部に棒状の子房がある。果実は円筒状で太さや長さは 栽培品種によって異なり、30㎝から2mに達する長大なものまである。
 原産地は、インドまたは東南アジアとする文献が多いが、 名称の由来から熱帯アジア(アラビア)とする有力な説もある。
 ヘチマは熱帯から温帯まで広く栽培されるが、 とくにインドで永年にわたって順化され、 中国へは600年ごろ伝わり、日本へは江戸時代前期に伝来し、 ヨーロッパへは1739年に入ったといわれている。
 沖縄県ではニガウリと並んできわめて重要な夏野菜である。

 ヘチマ属は、熱帯、亜熱帯原産の、 巻きひげをもつつる性草本で、8種からなる。 葉は単葉で互生し、掌形あるいは掌状に分裂する。 雌雄同株である。
 雄花は総状様に集まり、雌花は単生する。 雄しべは3~5個あり、花筒につく。
 花はいずれも腋生で、黄色または白色を呈し、 5枚の花弁が合着した合弁花冠である。

 果実は初め多汁質であるが、乾くと頂部が弁開し、 狭い翼をもった黒色の扁平な種子を散らす。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1枚目画像撮影日:2006.09.24
2枚目画像撮影日:2004.06.20
3枚目画像撮影日:2006.09.24

2015.09.18 First making day [6h/64he/269000]
bt
fb
bb