(無し)
ナ ス
ペツニア(ツクバネアサガオ)
Petunia spp.
ペツニア(属の総称)
Petunia
ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、
パラグアイ、チリ、ボリビアに分布
一年草または多年草
ナ ス
ペツニア(ツクバネアサガオ)
Petunia spp.
ペツニア(属の総称)
Petunia
ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、
パラグアイ、チリ、ボリビアに分布
一年草または多年草
ペツニア属は、ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、
チリ、ボリビアに約33種、メキシコに2種が分布している。
全株に粘毛があり直立するかまたははい、分枝する一年草または多年草である。
葉は互生するが、上部の花をつける節から対生する。葉は全縁でときに小形である。
花は上部の葉腋から花柄を伸ばし1個ずつつく。
萼は5深裂し、裂片は長楕円形かまたは線形である。
花冠は漏斗状または高盆状で、紫紅色または白色でときに紫桃色である。
花筒は長円筒状か上に広がった管状で舷部が幅広く5浅裂する。
雄しべは5個で花筒内部の中央から下部につき超出しない。そのうち1個は短く、
ときに未発達のこともある。蒴果は2室で多数の種子をつける。
【園芸品種改良の歴史】
P. axillaris
(P.アクシラリス)と
P. violacea (P.ウィオラケア)
との種間交配は1834年イギリスで行われ、
1800年代末までにはイギリス、ドイツ、フランスで改良が進み、
八重咲きや大輪、矮性などのほかさまざまの花色が生まれた。
種子から100%完全八重咲きが出る「オールダブル」は、
1925年日本(坂田種苗:現サカタのタネ)でF1
品種として完成し、「ビクトリアス・ミックス」が1934年にAAS
( All American Selection )
に入賞し、各国へ輸出された。
第2次大戦後はF1の一重咲き品が次々と生まれ、
1960年には固定品種はほとんど姿を消しF1時代を迎えた。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
1989年にサントリーフラワーズと京成バラ園芸が共同で開発したペチュニアの園芸品種に
サフィニア がある。