NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科ナ ス
属(和名属)ペツニア(ツクバネアサガオ)
学名Petunia spp.
ラテン語読みペツニア(属の総称)
英名Petunia
原産・分布地ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、
原産・分布地パラグアイ、チリ、ボリビアに分布
園芸上分類一年草または多年草


 ペツニア属は、ブラジル南部、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、 チリ、ボリビアに約33種、メキシコに2種が分布している。
 全株に粘毛があり直立するかまたははい、分枝する一年草または多年草である。
 葉は互生するが、上部の花をつける節から対生する。葉は全縁でときに小形である。
 花は上部の葉腋から花柄を伸ばし1個ずつつく。
 萼は5深裂し、裂片は長楕円形かまたは線形である。
 花冠は漏斗状または高盆状で、紫紅色または白色でときに紫桃色である。
 花筒は長円筒状か上に広がった管状で舷部が幅広く5浅裂する。
 雄しべは5個で花筒内部の中央から下部につき超出しない。そのうち1個は短く、 ときに未発達のこともある。蒴果は2室で多数の種子をつける。


【園芸品種改良の歴史】
 P. axillaris (P.アクシラリス)と  P. violacea (P.ウィオラケア) との種間交配は1834年イギリスで行われ、 1800年代末までにはイギリス、ドイツ、フランスで改良が進み、 八重咲きや大輪、矮性などのほかさまざまの花色が生まれた。 種子から100%完全八重咲きが出る「オールダブル」は、 1925年日本(坂田種苗:現サカタのタネ)でF 品種として完成し、「ビクトリアス・ミックス」が1934年にAAS ( All American Selection ) に入賞し、各国へ輸出された。
 第2次大戦後はFの一重咲き品が次々と生まれ、 1960年には固定品種はほとんど姿を消しF時代を迎えた。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


 1989年にサントリーフラワーズと京成バラ園芸が共同で開発したペチュニアの園芸品種に  サフィニア  がある。

  1枚目画像撮影日:2004.05.05
2・3枚目画像撮影日:2006.09.17
4・5枚目画像撮影日:2004.06.13

2015.09.18 First making day [6h/64he/269100]
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