NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ベニバナ(紅花)
園芸(流通)名
別名スエツムハナ(末摘花)、クレノアイ(呉の藍)
科キ ク
属(和名属)カルタムス(ベニバナ)
学名Carthamus tinctorius
ラテン語読みカルタムス・ティンクトリウス
英名Bastard saffron , Safflower ,
英名False saffron , Saffron thisle

原産・分布地原産地不明
園芸上分類一年草又は越年草

 ベニバナは、原産地が不明な一年草又は越年草である。 栽培はきわめて古いが、原種および原産地が明らかでない。
 染料または油糧作物としてエジプト、インドネシア、 アメリカ、オーストラリア、中国などで栽培されている。
 日本では山形県を中心に栽培が見られる。有刺種はおもに油糧、 無刺種は切り花や染料に適する。
 高さ約1m、茎は太さ7~8㎜で、7~15に分枝する。 根は直根性で太く地表付近に細毛が多い。
 葉は新緑色でかたく、広楕円形で先がとがり縁に鋭い刺状の鋸歯がある。
 7月上旬に分枝の先端に鮮黄色の頭花をつけ、 小花はときがたつとやがて赤色に変化する。 頭花は径2.5~4㎝、長さ2.5㎝である。
 痩果は白色で光沢があり、長さは約6㎜で冠毛は非常に短い。

 カルタムス属は、カナリア諸島、地中海沿岸地方から 中央アジアにかけて分布する一年草で、約20種が知られている。
 葉は互生し、刺をもつが、栽培品には無刺のものがある。 頭花(頭状花序)は頂生で、単生するか数個が散房状に集まる。
 総苞は数列で外片は葉状で開出する。花床に鱗片がつく。
 頭花はすべて筒状花からなり、黄、紫紅、青、白っぽいなどさまざまである。
 痩果は無毛でふつう4肋がある。鱗片状の冠毛はあるかまたない。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

画像撮影日(場所):2004.05.25 (浜名湖花博覧会[静岡県浜松市])

2015.09.19 First making day [6h/64he/269800]
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