ペルネティア・ムクロナタは、チリのマゼラン海峡付近の原産で、
よく分枝する剛直な常緑低木である。
丈は1mくらいになり、小枝は赤色になる。
葉は卵状披針形または卵形で、長さ2.5~3㎝で先がとがる。
花は白色の花柄をもち下垂して咲く。
花冠は壺状で、長さ8㎜くらいである。
開花時期は、5~6月である。
果実は純白から紫紅色で、冬まで樹上に残存する。
多くの園芸品種があり、グランドカバーに用いられる。
また、果実の非常に大きくなるものもある。
ペルネティア属は常緑の低木で、約25種が含まれ、
ニュージーランドからタスマニアまでと、
メキシコから南アメリカまでに分布している。
葉は小形で革質で全縁で互生する。
花は白く、葉腋に単生する。
萼は5裂する。花冠は壺形または鐘状である。
雄しべは10個ある。
果実は白または桃、赤、黒色などに熟す。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
ここに記載した4枚の画像の品種もおそらく 園芸品種と思われるが、品種を特定することは困難である。