NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ホオズキ(酸漿)
園芸(流通)名
別名
科ナ ス
属(和名属)フィサリス(ホオズキ)
学名Physalis alkekengi var. franchetii
ラテン語読みフィサリス・アルケケンギ(変種)フランケティー
英名Winter cherry
原産・分布地東アジア原産であるが自生地は不明
園芸上分類多年草


 ホオズキは、東アジア原産であるが、明らかな自生地については不明である。
 白い地下茎を伸ばして殖え、茎が数本群がって生える。
 茎は直立し、高さ80㎝ほどで枝分かれはほとんどなく、 葉は互生するが、節ごとに2個ずつ出るので、対生のように見える。
 葉形は卵形で先がとがり、葉縁には粗い鋸歯をもつ。
 花は6月ころに咲き、淡黄白色で小さく観賞価値はない。
 花後萼が発達して果実を包み込み、7月下旬~8月にかけて赤く色づく

 ホオズキ属は、一年草または多年草で、100種あまりあり、 多くはアメリカ大陸に原産すが、アジア、ヨーロッパにもある。
 また熱帯~温帯に広く帰化しており、果実が観賞用、 食用として利用される。
 茎は直立するかまたは、横に広がって斜上する。
 葉は有柄で互生し、全縁または深く切れる。
 葉腋に小花柄をもつ下向きの小さな花をふつう単生する。
 萼は鐘状で10脈を有し、5裂し、花後しだいに大きく嚢状となり、 果実を包み熟すと発色して鑑賞用にされる種もある。
 花冠は車形または短鐘形で、通常5裂する。雄しべは5個で、 果実は液果で多数の種子を含む。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]


 三・四枚目(左上・左)は、食用のホオズキである。
 おそらく、品種は、 Physalis pruinosa(P.プルイノサ [ 和名:ショクヨウホオズキ ])ではないかと思われる。
 ショクヨウホウズキは、北アメリカから熱帯アメリカにかけて原産 する。一年草で茎葉に短毛がある。茎は下位節までよく分枝し、 地上近くをはい、ときに30㎝ほどの高さに立ち上がる。
 果実を包む宿存萼は、完熟すると淡褐色になり、ちょうちんの ように見える。果実は熟すと黄色になり、径1.5~2㎝で粘性は ない。味は甘酸っぱいが、やや苦みのあるものもある。果実は 砂糖漬けや、ソースに用いられ、ときに生食されることもある。

  1枚目画像撮影日:2005.06.12
  2枚目画像撮影日:2005.06.11
3・4枚目画像撮影日:2007.07.23

2015.09.22 First making day [6h/65ho/275400]
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