NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科バンレイシ
属(和名属)アシミナ(ポポー)
学名Asimina triloba
ラテン語読みアシミナ・トリロバ
英名Pawpaw
原産・分布地北アメリカ原産
園芸上分類落葉小高木


 ポポーは、アシミナ属の1種で、果実を食用とする果樹である。
 ポポーは、北アメリカ原産の落葉小高木である。
 ポポーの日本への導入は明治の中ごろ行われたが、 現在でも果樹として大規模な経済栽培には移されていない。
 しかし、病気や害虫に強く栽培も容易で果実に独特の風味が あり、庭木としての樹形が美しいこともあって、各地で家庭用の 果樹として植えられているのが見受けられる。
 日本では大果で果肉が黄色く芳香性が強い早生の系統と  果肉が白色で芳香性がやや弱い晩生または極晩生の系統が 知られている。
 花芽は新梢の基部付近の葉の付け根に生じ、6月~7月上旬 には葉芽より丸くて、大きく成長し、明らかに区別できる。
 5月上~中旬に芽が2~3個展葉したころに開花する。花弁に 色は最初緑色であるが、徐々に暗紫色に変化する。
 心皮は5個である。果実は正常に発育した場合アケビ形となる が、種子の入り方により異形となる場合がある。
 大きさはふつう100g程度のものが多い。種子はふつう1果当り 十数個が2列に並んで果実内に入っており、果実の成熟時に は黒褐色を呈し、大きさは約2gである。


 ポポー属は、低木または小高木で、約10種が北アメリカに分布している。
 葉は単葉で互生する。花は腋生でうつむいて咲き、白または帯紫色である。
 花弁は6枚あり、3枚ずつ2重に配する。雄しべは多数である。
 心皮は3~15個である。果実は液果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1~3枚目画像撮影日:2006.07.08

2015.09.25 First making day [6h/65ho/277300]
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