マテバシイ(全手葉椎または馬刀葉椎)
サツマジイ(薩摩椎)、マタジイ[漢字無]
ブ ナ
リトカルプス(マテバシイ)
Lithocarpus edulis
リトカルプス・エドゥリス
( Null )
関東南部以南に分布
常緑高木
サツマジイ(薩摩椎)、マタジイ[漢字無]
ブ ナ
リトカルプス(マテバシイ)
Lithocarpus edulis
リトカルプス・エドゥリス
( Null )
関東南部以南に分布
常緑高木
マテバシイは、関東南部以南に分布する常緑高木で高さ10~15mになる。
樹皮は暗褐灰色で平滑で枝分かれがよく、樹冠がやや球形になる。
若枝は無毛である。葉は全縁で、長さ8~16㎝である。
花は6月に開花する。雄花の花被は6裂する。
堅果(けいんか)は長楕円形で、子葉(しよう:下記参照)
は渋みがなく、生であるいは炒って食用とする。
庭木、公園樹、街路樹によい。
二枚目(左)は、雄花序である。花被より長い雄しべがわかる。
マテバシイ属は、東アジアまたは東南アジアに約100種、
カルフォルニアに1種が分布する。
コナラ属に近縁の属である。常緑高木であり、
葉は有柄で対生し厚い革質である。
花は単性で雌雄同株である。
雄花は4~6裂する花被とそれより長い雄しべ6~12個をもち、
直立する尾状花序につく。
雌花序は穂状で、雄花序の下部につくか、単独につく。
雌花は1~3個、または5個ずつセットになってつき
総苞に包まれる。
子房は3室で、花柱が3個ある。堅果は翌年に熟し、
コップ状総苞に包まれる。
発芽のとき、子葉は種子の中に残る。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]