ミヤマホタルカズラ(深山蛍葛)
ムラサキ
リトドラ(無し)
Lithodora diffusa
リトドラ・ディッフサ
Scrambling gromwell
ヨーロッパ西南部~フランス西北部に分布
常緑低木
ムラサキ
リトドラ(無し)
Lithodora diffusa
リトドラ・ディッフサ
Scrambling gromwell
ヨーロッパ西南部~フランス西北部に分布
常緑低木
ミヤマホタルカズラは、ヨーロッパ西南部から北に広がり、
フランス西北部まで分布する。
ほふくして広がる常緑低木で、高さ35㎝になり密生する。
茎には剛毛がつく。葉は無柄の線状披針形で長さ
1.5~2.5㎝で鈍頭で有毛で、両縁は外側に曲がる。
花は青色で紫紅色の条線が入るが、白色および純青色の花色のものもある。
花冠は径1.5㎝内外で花筒は長い。
開花時期は、5~6月である。
リトドラ属は、7種あり、ヨーロッパ西・南部、
北アメリカ、小アジアなどに分布する。
低性で有毛の低木または半低木で、全縁の葉は互生する。
花は青または紫紅色で小形の集団花序につき、
萼と花冠は5裂する。花冠の喉部に付属物はつかない。
萼と花冠は無毛であるが、ときに毛か腺毛がつく。
雄しべは5個である。果実は4個の分果からなり、
その中の1個だけが成熟することが多い。
果実が胞周裂開するのは、
ムラサキ科の他属から区別するよい特徴となる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]