モクゲンジ(木欒子)
モクレンジ 、
センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹)
ムクロジ
ケールロイテリア(モクゲンジ)
Koelreuteria paniculata
ケールロイテリア・パニクラタ
Varnish tree
朝鮮半島南部、中国に分布
落葉高木
モクレンジ 、
センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹)
ムクロジ
ケールロイテリア(モクゲンジ)
Koelreuteria paniculata
ケールロイテリア・パニクラタ
Varnish tree
朝鮮半島南部、中国に分布
落葉高木
モクゲンジは、朝鮮半島南部、中国に分布し、
古くより日本に渡来して寺院の庭に植えられていた。
高さ10~12mの落葉高木で、円頭状の樹冠をもつ。
幼条に毛茸がある。
葉は長さ35㎝の1回羽状複葉で、ときに2回羽状複葉となる。
小葉は7~15枚で卵形か長楕円卵形で、
長さ2.5~7.5㎝で不整の鈍鋸歯縁である。
葉の上面は暗緑色で無毛で、裏面が淡緑色で脈上に軟毛がある。
円錐花序は長さ45㎝で直立し、多数の花をつける。
花弁は4枚で黄色である。
蒴果は卵状長楕円形で、紙質で長さ4~5㎝で先端がとがる。
開花時期は、7~8月である。
1763年ヨーロッパに入る。日本では兵庫、
福井、山口県の小島に野生がある。
モクゲンジ属は、朝鮮半島南部、中国、
台湾に4種が分布する。落葉高木である。
葉は1~2回奇数羽状複葉で互生する。
花は黄色で、頂生の大きな円錐花序につく。
花は雑居性である。萼は不正に5深裂する。
花弁は5枚でまれに4枚で披針形で下方に反転し、花爪がある。
雄しべは8個で花糸が長い。子房は3室で各室に2胚珠がある。
蒴果は膀胱状に肥大する。種子は球形で黒色で径7~8㎜である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]