シマツナソ(縞綱麻)
モロヘイヤ
タイワンツナソ(台湾綱麻)
シナノキ ➡ アオイ( APG Ⅱ)に変更
コルコルス(ツナソ)
Corchorus olitorius
コルコルス・オリトリウス
Jew's mallow , Tossa jute
アジア~アフリカの熱帯に分布
一年草
モロヘイヤ
タイワンツナソ(台湾綱麻)
シナノキ ➡ アオイ( APG Ⅱ)に変更
コルコルス(ツナソ)
Corchorus olitorius
コルコルス・オリトリウス
Jew's mallow , Tossa jute
アジア~アフリカの熱帯に分布
一年草
モロヘイヤは、アジア~アフリカの熱帯に分布する一年草で、
繊維はジュートの代用品とされる。
ツナソに似るがさらに高く成長する。
花も大きく、濃黄色で、蒴果は長さ2.5~7.5㎝で
長い円筒状で長い嘴(くちばし)をもつ。
種子は灰青色~青黒色である。
幼葉が野菜として利用されるが、近年、日本でもエジプト語の
mulukhiyya
(ゼニアオイ属の植物を意味するギリシア語
malachi に由来)
がなまった「モロヘイヤ」の名前で栽培され、
カリウム、カルシウム、リン、鉄、カロチンを多く含み、
ビタミン(A,B1,B2,C)
に富んだ新しい栄養野菜として注目されるようになった。
エジプトを中心とする地域では、葉を細かく刻んでぬめりを出し、
スープにして食べるという。
なお、種子は有毒であり、食用はできないので注意のこと。
ツナソ属は、約40種からなる草本または亜低木で、
広く熱帯に分布している。
葉は単葉で互生し、縁に細鋸歯(まれに切れ込み)があり、
しばしば基部の1鋸歯が剛毛状に発達する。
花は黄色で小さく、葉腋に単生するか少数が集散花序につく。
萼片、花弁ともに同数でふつう5個まれに4個あり、
雄しべは10個ないし多数である。
雌しべは1個である。花托が発達した短い雌雄ずい柄がある。
果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
シナノキ科を、APGⅡに基づきアオイ科に変更した。
これによりシナノキ科は、 APG
分類体系では使われない科となった。