NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シマツナソ(縞綱麻)
園芸(流通)名モロヘイヤ
別名タイワンツナソ(台湾綱麻)
科シナノキ ➡ アオイ( APG Ⅱ)に変更
属(和名属)コルコルス(ツナソ)
学名Corchorus olitorius
ラテン語読みコルコルス・オリトリウス
英名Jew's mallow , Tossa jute
原産・分布地アジア~アフリカの熱帯に分布
園芸上分類一年草


 モロヘイヤは、アジア~アフリカの熱帯に分布する一年草で、 繊維はジュートの代用品とされる。
 ツナソに似るがさらに高く成長する。
 花も大きく、濃黄色で、蒴果は長さ2.5~7.5㎝で 長い円筒状で長い嘴(くちばし)をもつ。
 種子は灰青色~青黒色である。
 幼葉が野菜として利用されるが、近年、日本でもエジプト語の mulukhiyya (ゼニアオイ属の植物を意味するギリシア語 malachi に由来) がなまった「モロヘイヤ」の名前で栽培され、
カリウム、カルシウム、リン、鉄、カロチンを多く含み、 ビタミン(A,B,B,C) に富んだ新しい栄養野菜として注目されるようになった。
 エジプトを中心とする地域では、葉を細かく刻んでぬめりを出し、 スープにして食べるという。
 なお、種子は有毒であり、食用はできないので注意のこと。

 ツナソ属は、約40種からなる草本または亜低木で、 広く熱帯に分布している。
 葉は単葉で互生し、縁に細鋸歯(まれに切れ込み)があり、 しばしば基部の1鋸歯が剛毛状に発達する。
 花は黄色で小さく、葉腋に単生するか少数が集散花序につく。
 萼片、花弁ともに同数でふつう5個まれに4個あり、 雄しべは10個ないし多数である。
 雌しべは1個である。花托が発達した短い雌雄ずい柄がある。 果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

【追記】
 シナノキ科を、APGⅡに基づきアオイ科に変更した。 これによりシナノキ科は、 APG 分類体系では使われない科となった。

1・2枚目画像撮影日:2005.10.15
  3枚目画像撮影日:2003.10.05

2015.10.17 First making day [7m/75mo/296600]
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