ヤツデ(八手)
ウコギ
ファツィア(ヤツデ)
Fatsia japonica
ファツィア・ヤポニカ
Japanese fatsia , Formosa rice tree ,
Paper plant , Glossy-leaved paper plant
福島以西~沖縄の暖地山林に自生
常緑低木
ウコギ
ファツィア(ヤツデ)
Fatsia japonica
ファツィア・ヤポニカ
Japanese fatsia , Formosa rice tree ,
Paper plant , Glossy-leaved paper plant
福島以西~沖縄の暖地山林に自生
常緑低木
ヤツデは、福島以西から沖縄までの暖地の山林に自生する常緑低木である。
庭園樹や室内装飾の鉢物として利用される。
高さ2~3mになり、地ぎわから幹が多数株立ちする。
幹の茎は3~5㎝内外で中心に白色の髄がある。
葉は互生し、長い葉柄があり、鋸歯縁で若い芽は褐色の軟毛でおおわれるが、
生長すると無毛になる。
開花時期は、11~12月である。
花はは白色で、径5㎜である。
花弁は5枚で、花柱は4~6本である。
花序軸に軟毛がまばらに生える。
果実は翌年の5月に黒熟する。
ヤツデ属は、日本と台湾に3種が分布する。半耐寒性の常緑低木で、
葉は大きく掌状に7~9裂する。
花は雑居性で多数が散形花序につくが、この花序がさらに多くの
円錐花序に集まって複合花序をなし、早落性の苞と小苞がある。
萼は鐘状で萼歯は不明である。
花弁は4~6枚で、同数の雄しべがある。
子房は下位でふつう5~10室で花柱は両性花では離生する。
側生の花序は雄性で、雄花の花柱は短くて合生する。
果実は球形の石果で分核の背面に溝またはしわがある。
種子はやや扁平である。