(無し)
パイナップルリリー
ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
エウコミス(無し)
Eucomis spp.
エウコミス(属の総称)
Pineapple lily
南・中央アフリカに分布
半耐寒性多年草(球根)
パイナップルリリー
ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
エウコミス(無し)
Eucomis spp.
エウコミス(属の総称)
Pineapple lily
南・中央アフリカに分布
半耐寒性多年草(球根)
ユーコミス属は、南アフリカに約10種が分布し、
中央アフリカに1種だけ分布する。
半耐寒性の球根植物で、層状鱗茎は径8~12㎝になる。
葉は多数が根出し、披針形で波状縁をなすものが多い。
葉の中央から円柱形の花茎が直立し、
径約2㎝の小さな白黄色花を多数密生して総状花序をなし、
花序の先端には花をつけない葉状の苞が束状につく。
花被片は6個あり、基部で合着する。
雄しべは6個である。雌しべの柱頭は球状で浅く3裂する。
蒴果は3室で多数の黒色または褐色の種子がある。
属名は、ギリシア語の
eukomes(美しい髪の毛の意味)に由来し、
花序の頂部に群生する緑色の葉状の苞からつけられた。
また、英名の「パイナップル・リリー」も、
同じように花序の頂部に葉状の苞がついた花姿が
パイナップルに似ているところからついた。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
3枚の画像は、花色からおそらく
Eucomis comosa(エウコミス・コモサ)
と思われるが、ここでは特定しないこととした。
【追記】
ユーコミス属は、APGⅢ
でリユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)
のツルボ亜科に変更になった。
4枚目(左)は、みずがめ座さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 2年前に切り花でもらったパイナップルリリーを葉挿し
しました。葉を10センチくらいに切って挿すと1か月
ほどすると1枚から5個ほどかわいい芽が出てきました。
2年もするとしっかり5センチほどの球根になりました。
小さい鉢にたくさん植えすぎたので今年は1本しか咲き
ませんでした。植物の不思議な生命力を感じました。』