NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)
園芸(流通)名
別名
科リュウゼツラン ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
属(和名属)ユッカ(無し)
学名Yucca gloriosa
ラテン語読みユッカ・グロリオサ
英名Lord's-candlestick , Palm lily ,
英名Roman-candle , Spanish dagger

原産・分布地アメリカ合衆国南部原産
園芸上分類常緑低木

 ユッカは、アメリカ合衆国南部原産の常緑低木で、 高さ50~250㎝で分枝する。
 日本でもっとも多く植栽されている種である。
 葉は長さ60~75㎝で幅5㎝内外で、 質はかたくぶ厚く濃緑色から後に灰緑色となり、 先端は針状にとがる。
 花は直立し、高さ1~2mで円錐花序となり、 多数の白色の花をつける。 個々の花は鐘状で大きく、径10㎝近くにもなる。 開花時期は、6月で秋にもう一度咲くことがある。

 ユッカ属は、庭園樹、岩石園に利用され、 高さ数メートルに達するものから無幹で 1m低度しか伸びない種もある。
 北アメリカから中央・南アメリカにかけて約60種が分布し、 大部分の種は乾燥地に適応している。
 葉は剣状か線状で、繊維質で幹の上部に群がってつき、 葉先に刺をもつものが多い。
 地下には多肉の根茎があり、水平に伸びるものや、 直根となって深く直入する種もある。
 花は大形の円錐または総状花序を幹頂から出し、 直立するものが多いが、湾曲して下垂する種もある。
花は鐘形かやや深い皿形で、花被片は6個で内外2環に配する。 花色は白色が多く、淡黄色、淡緑色まれに紫色を帯びるものもある。 果実は蒴果で、3室種子は扁平で多数あり、黒色である。
 かつてはユリ科に含められていたが、近年いくつかの近縁種を合わせ、 リュウゼツラン科に入れられた。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

【追記】
 ユッカ属は、APGⅢ でリュウゼツラン科からキジカクシ(クサスギカズラ)科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)に統合され、 キジカクシ(クサスギカズラ)科リュウゼツラン亜科に変更になった。

1・2枚目画像撮影日:2003.11.15

2015.10.29 First making day [8y/83yu/306600]
bt
fb
bb