NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
園芸(流通)名
別名アメリカヤマゴボウ(アメリカ山牛蒡)
科ヤマゴボウ
属(和名属)フィトラッカ(ヤマゴボウ)
学名Phytolacca americana
ラテン語読みフィトラッカ・アメリカナ
英名Poke , Scoke , Pigeon berry ,
英名Virginian poke , Pocan , Garget

原産・分布地北アメリカ原産
園芸上分類多年草


 ヨウシュヤマゴボウは、北アメリカ原産で、 本州から九州までに帰化している多年草である。
 和名は、外来のヤマゴボウの意味であるが、有毒で食べられない。 なお、ヤマゴボウは薬用に栽培された類似種で、野生化もしている。 草丈1~2mになる。茎は赤みを帯びる。
 葉は互生し、卵状長楕円形で葉柄は短く、 基部は楔形で両面とも無毛である。葉は秋にしばしば紅葉する。
 花は茎や枝の先に総状に多数つく。 萼片は5個で花弁化しており、花弁はない。
 花径は7~8㎜である。花色は白色であり、 わずかに赤みを帯びる。
 花序の柄は、花後下向きに曲がる。果序は下向きになり、 紫黒色に熟した実には多量の水分が含まれる。
 開花時期は、6~9月である。

 三枚目(左)は、野の調べさんが、「ヨウシュヤマゴボウ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 ヨウシュヤマゴボウです。子供の頃、熟した実を潰し、
  ジュースを作り遊んでいた頃を思い出します。
  でも根は有毒ですね、怖い話です。』

 四枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、 私に送ってくれたものである。
 『 「アメリカヤマゴボウ」です。
  市内の川淵にあったのですが私は始めてみました。』

 アメリカヤマゴボウは、ヨウシュヤマゴボウの別名である。

 五枚目(左)も、こまさんが、「ヨウシュヤマゴボウ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 春先畑の中に 見慣れぬ植物が顔を出し名前が知り
  たくて、そのままにして置きました。どんどん大きくなり、
  80㎝四方の場所をとり、何度も処分しようと思いましたが
  名前が知りたくて・・・、秋に実がなってようやく名前が
  判り、胸のつかえが取れました。これは根も実も
  有毒植物だそうです。この後、この実はブルーベリーの
  様に青くなり、つい口に運んでしまいたくなる実
  なのです。友人は鳥の落し物で良く有る事だそう
  です。写真に収めて、やっと処分しましたよ。』

 ヤマゴボウ属は、主としてアメリカの熱帯および亜熱帯にあり、 アジア、アフリカにも分布する。
 35種が知られている。草本ないし木本である。
 根部が肥大して塊状になるものがある。
 葉は単葉で互生し、花は小さく、両性ときに単性で総状あるいは 円錐状花序につき、花弁を欠く。
 萼片は(4~)5個で果実に宿存する。雄しべは5~30個である。
 心皮は5~15個で離生または合生する。 果実は液果で各心皮に1個の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

1・2枚目画像撮影日:2005.07.17
  3枚目画像投稿日(投稿者):2006.06.15(野の調べさん)
  4枚目画像投稿日(投稿者):2010.10.07(こまさん)
  5枚目画像投稿日(投稿者):2015.10.25(こまさん)

2015.10.30 First making day [8y/85yo/309100]
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