NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス)
園芸(流通)名
別名
科パイナップル
属(和名属)ビルベルギア(ツツアナナス)
学名Billbergia nutans
ラテン語読みビルベルギア・ヌタンス
英名Queen's tears , Friendship plant
原産・分布地ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部原産
園芸上分類多年草


 ヨウラクツツアナナスは、ウルグアイ、パラグアイ、 アルゼンチン北部原産の多年草である。株は群生する。
 葉は12~15個で基部だけが筒状になり、 長さ30~45㎝で幅1~1.3㎝で先が細くとがり、縁の鋸歯がごく小さい。
 葉の表面は濃緑色で、裏面に白粉状の鱗片が密生する。
 花茎は長さ30~40㎝で弓状に伸び、10~15花を下垂する。
 苞は花茎を包むように伸び、桃赤色の披針形で、長さ10~12㎝である。
 子房は緑色である。白は鱗片を密生して、白桃赤色で縁が青紫色である。
 花弁は長さ3.5~4㎝で黄緑色で青紫色の縁どりとなる。 開花時期は、冬から春である。

 ツツアナナス属は、ブラジル東部を中心に、熱帯アメリカに50~60種が分布する。 ほとんどが樹上に着生し、まれに岩上や地表に生育する。
 葉は革質で、ふつう7~8個が筒状をなし、微鋸歯縁となる。
 葉の裏面には白色鱗片をつけることが多く。帯状斑や斑点模様の入る種も多い。
 花茎は弓状または直立し、花が総状花序または穂状の円錐花序につく。
 花序の多くは下垂するが、直立性のものもあり、ふつうは葉より長い。
 苞は美しく着色し、大形で目立つものが多い。
 萼は短く、3裂し、裏面に白色鱗片を密生するものが多い。
 花弁は長さ5~6㎝で3裂し、先端部が反転したり背面に巻き込むことが多い。
 雄しべは6個で、花弁より少し短いが葯が突出して見える。
 花頭は3裂する。子房は下位で、果実は種子の多い液果で種子に付属体はない。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

1~3枚目画像撮影日:2007.04.21

2015.10.31 First making day [8y/85yo/309300]
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