ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス)
パイナップル
ビルベルギア(ツツアナナス)
Billbergia nutans
ビルベルギア・ヌタンス
Queen's tears , Friendship plant
ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部原産
多年草
パイナップル
ビルベルギア(ツツアナナス)
Billbergia nutans
ビルベルギア・ヌタンス
Queen's tears , Friendship plant
ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部原産
多年草
ヨウラクツツアナナスは、ウルグアイ、パラグアイ、
アルゼンチン北部原産の多年草である。株は群生する。
葉は12~15個で基部だけが筒状になり、
長さ30~45㎝で幅1~1.3㎝で先が細くとがり、縁の鋸歯がごく小さい。
葉の表面は濃緑色で、裏面に白粉状の鱗片が密生する。
花茎は長さ30~40㎝で弓状に伸び、10~15花を下垂する。
苞は花茎を包むように伸び、桃赤色の披針形で、長さ10~12㎝である。
子房は緑色である。白は鱗片を密生して、白桃赤色で縁が青紫色である。
花弁は長さ3.5~4㎝で黄緑色で青紫色の縁どりとなる。
開花時期は、冬から春である。
ツツアナナス属は、ブラジル東部を中心に、熱帯アメリカに50~60種が分布する。
ほとんどが樹上に着生し、まれに岩上や地表に生育する。
葉は革質で、ふつう7~8個が筒状をなし、微鋸歯縁となる。
葉の裏面には白色鱗片をつけることが多く。帯状斑や斑点模様の入る種も多い。
花茎は弓状または直立し、花が総状花序または穂状の円錐花序につく。
花序の多くは下垂するが、直立性のものもあり、ふつうは葉より長い。
苞は美しく着色し、大形で目立つものが多い。
萼は短く、3裂し、裏面に白色鱗片を密生するものが多い。
花弁は長さ5~6㎝で3裂し、先端部が反転したり背面に巻き込むことが多い。
雄しべは6個で、花弁より少し短いが葯が突出して見える。
花頭は3裂する。子房は下位で、果実は種子の多い液果で種子に付属体はない。